カーソルとアウトライン

カーソル

cursor

カーソルの形状を指定します。

auto

状況に応じて UA がカーソルの形状を決めます。

crosshair

十字線のような形状です。

default

通常のカーソルの形状です。ほとんどの環境では矢印です。

pointer

リンクを示すポインタの形状です。

move

対象が動かせることを示す形状です。

e-resize

ne-resize

nw-resize

n-resize

se-resize

sw-resize

s-resize

w-resize

辺が動かせることを示す形状です。ウィンドウをリサイズするときに表示されるカーソルと同じものです。e、n、s、w はそれぞれ、西(左)、北(上)、南(下)、東(右)を意味します。

text

テキストが選択できることを示す形状です。

wait

ユーザーが待機すべきことを示す形状です。ほとんどの環境では、時計や砂時計です。

help

ヘルプが存在することを示す形状です。

URI

カーソルの形状として使用するリソースの URI を指定します。

URIでの指定はコンマ( , )で区切って複数指定が可能です。先頭から、UA が利用できるリソースを探していきます。また、URI とともに、URI 以外の値を最後に指定することができます。

たとえば、cursor { url(cursor.gif), url(cursor.cur), help } とした場合、GIF 画像をカーソルとして使用できる UA では、cursor.gif を使い、それができない UA では、cursor.cur を使います。それも使えない環境では、最後に指定した help を使います。

アウトライン

outline

outline-color、outline-style および outline-width を一度に指定できる簡略化プロパティです。

outline-color

輪郭線の色を指定します。

invert

輪郭線の下の色に対する反転色です。

色

輪郭線の色を指定します。

outline-style

輪郭線のスタイルを指定します。

指定できる値は、border-style と同じものです。

outline-width

輪郭線の幅を指定します。

指定できる値は、border-width と同じものです。