一般属性

説明

XHTMLの要素には共通で使える属性がいくつかあります。
しかし要素によっては使えない属性もあるので詳しくは それぞれの要素の説明を参照してください。

一般属性
accesskey リンクやフォームの部品などに「アクセスキー」を割り当てます。 accesskey="a" のように単一文字を割り当てます。
tabindex ふつうブラウザでは、TABキーを押すことにより順にリンクやフォームにフォーカスを移しますが、 1以上の整数( Number )を割り当てることにより、 その順番を変更させることができます。
style インラインスタイルシートを記述します。 データ形式は、CDATA です。
( Basic では使用できません。 )
title この属性を記述した要素の補足説明を記述します。 ブラウザによっては、要素上にマウスを乗せると値をツールチップとして表示します。 データ形式は、CDATA です。
id この属性を記述した要素に名前を付けます。 この名前はスクリプトやスタイルシートなどが参照します。 また、アンカー名としても用いられます。 この属性はひとつの文書中で重複してはいけません。 データ形式は、ID です。
class この属性を記述した要素を分類するための名前を付けます。 この属性は、スタイルシートなどが参照します。 スペースで区切って複数指定が可能です。 id とちがい重複してもかまいません。 データ形式は、CDATA です。
dir 方向性について中立な文字の方向を ltr (左から右)、rtl (右から左) のどちらかを指定します。
( Basic では使用できません。 )
lang この属性を記述した要素の 言語コード を指定します。
ブラウザによっては、表示の仕方や読み方に対する補助として用いられます。
1.1 では変わりに xml:lang を使用してください。
xmlns XML名前空間を URI で指定します。XHTMLの場合は、
  http://www.w3.org/1999/xhtml
を指定します。
( 1.1 以外では HTML にのみ指定可能です。)
xml:lang この属性を記述した要素の 言語コード を指定します。指定できる値は lang と一緒です。
xml:space 要素中の空白をどう扱うか指定します。
  default ( ブラウザにまかせる )
  preserve ( 空白を空白として扱う )
( XHTML では、 preserve のみ指定可能なようです。)

イベントハンドラ属性

イベントハンドラ属性の値には、JavaScriptなどのスクリプトのコードを記述します。 データ形式は、Script です。

XHTML Basic は、処理能力に制限のある小型情報機器で使用することを目的としているため、 すべての要素においてイベントハンドラ属性が使用できません。

イベントハンドラ属性
onfocus 要素が選択された。
onblur 選択が解除された。
onclick クリックされた。
ondblclick ダブルクリックされた。
onkeypress キーがしばらく押された。
onkeydown キーが押された。
onkeyup キーが離された。
onmousedown マウスのボタンが押された
onmouseup マウスのボタンが離された。
onmousemove 要素内をマウスが移動した。
onmouseover マウスが要素内に入った
onmouseout マウスが要素外に出た。
onload 読み込みが終了した。
onunload 文書が閉じられた。
onselect フォームの部品が選択された。
onchange フォームの部品の内容が変化した。
onreset フォームのリセットボタンが押された。
onsubmit フォームのサブミットボタンが押された。