沢登り
2002-08-13
いよいよ毎年恒例のお盆明け沢登りツアーが近づいてきました。「沢登り」というのは、日本独特といっても過言でない登山形態のひとつで、文字どおり沢(川)を遡って山の頂上に立とうというものです。もちろん、川の中をじゃぶじゃぶと歩いていくわけですが、時には足の立たない深い淵を泳いだり、滝をよじ登ったりするというたいへんアドベンチャラスな方法なわけです。
ここ何年か恒例になっていて楽しみにもしているんですが、今年は8月17〜18日の土日を使って谷川岳のそばにある東黒沢とナルミズ沢という2本の沢を繋ごうという計画になっています。もちろん、夜は沢の中で焚き火を囲んで野宿です。もちろんテントなどという野暮なものは持って行きません。雨よけの簡易なシートで簡単な屋根を作るだけで、シュラフ(寝袋)さえ使いません。まぁ、シュラフカバーといってシュラフにかぶせるカッパのようなものは使うんですが。
まるでマタギのようにして谷の中で一夜を過ごすんですが、これが最高に楽しいんですよ。焚き火を囲んで、岩魚の骨酒を回し飲みし、大いに語らい、あるいは寡黙に焚き火の火をじっと眺める、至福のひとときです。一度やったらやめられない面白さです。同じくらい楽しいのは、雪山で雪洞(雪を掘って作るカマクラみたいなもの)で泊まることかな。といってもわからないかな。:p)
今日いっしょに行くメンバーと打ち合わせをしてきたんですが、おかげでだいぶ気分が盛り上がってきました。楽しみです。
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