ビバーク
2002-08-19
いやぁ、参りました。詰める沢を間違え、猛烈な薮漕ぎの末たどり着いた山の上はガスで真っ白。それでも、探しまわってビニール紐の目印をみつけこれが下山路だと思って下ったら、どうも様子がおかしい。こりゃ違うぞとまた下ってきた谷を谷を登りかえした。そうこうしているうちに暗くなってきたので、
食料は乏しいものの、泊まりの装備と乾いた衣服は温存していたので快適に一夜を過ごすことが出来た。山の頂上付近だったので携帯も運良く入り家族や関係諸方面に連絡を入れておく。翌日は、方向もわかったし楽勝で下山できるだろうと安心して眠りに付く。
一夜明けてもガスは晴れない、携帯のメールで詳しい天気予報を送ってもらっていたが、これからさらに悪化しそうとのこと。なんとしても下りたい。コンパスと地図を頼りに目指す地点に向かうが、薮に阻まれなかなか苦戦。しかも、またもや複雑な地形にだまされ、元の山へ戻りそうになり、大幅に進路修正。どうにかほぼ予定の地点にたどり着く。まだ食料は若干残っていたが、もしもう一晩か二晩泊まることになるやもしれず、温存しているため、ハラペコで、ふらふらだ。それでもどうにか完全な安全地帯まで下ることが出来た。
疲れました。:p)
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