朝顔日記

元旦登山

2003-01-01

元旦登山に行ってきた。近所の低山ではあるが、それでも雪山である。以下、簡単な記録。

ゆっくり雑煮を食べてから、集合場所の役場に9時に行く。ちょっと遅刻。車で10分程度移動して、雪の林道へ突っ込む。200m程進んだだけであとは走行不能となり、車を道の真ん中に乗り捨てて、出発準備。メンバーは私のかみさんも含めて、計9人。

もたもた準備をしていたので、出発は10時くらいか。歩き出しは、積雪20cmくらいだろうか。適当に林道をショートカットして進む。次第に雪が深くなってきた。かんじきやスノーシューを装着する。これで快適に歩ける。

廃屋が何軒か残る古い集落跡を通り抜け、あとは道はないので、適当に登山口を目指して進む。おおむね杉林の中である。兎やらカモシカやら、はたまた猿、なんだかよくわからないケモノの足跡がたくさんあって結構楽しい。

兎の足跡の画像

1時間程度で、登山口到着。通常のルートで来るとこうはいかない。雪の時期専用のスペシャルコースなのだ。登山道に入ると、昨日か一昨日あたりのトレースがあり、しっかりと固まっていたので、かんじきやスノーシューは外すことにした。天気もいいし、風もない。まったくのどかなものだ。始めの杉林を抜けると、小さいながらもカラ松林になる。そして、いよいよ尾根に付くといわゆる雑木林になり、いい感じだ。次第に雪も増えてくる。

画像: 標高700m付近

下のほうは、あまりいい雪質ではなかったが、標高で600mを越えたあたりから、急に雪質が変った。さらさらのパウダースノーだ。さくさくと雪を踏みしめて進む。登山口から1時間ほどで山頂に到着だ。積雪は1m以上はあるだろう。この山、雑木に覆われているのだが、なぜか山頂部分だけはきれいに露出しており、展望はすこぶるよい。360度の大パノラマだ。昨年の11月に来た時はひどい雨で、ガスで視界は10mもなく、強風で5分も山頂にいられなかったのがウソのようだ。劒岳も見えるし、能登半島も見える。素晴らしいの一言。

一通り展望を満喫したら、早速宴会だ。持参したスコップで雪のテーブルと椅子を作り、皆でビールで乾杯! 私は珍しくビールを持って来るのを忘れたので、かみさんにわけてもらう。酒飲みのくせに酒を忘れるとは情けない。:p)

画像: 宴会の様子

宴会の時も風はなく、ぽかぽかといい陽気だった。漬け物やら根曲がり竹とゼンマイの煮物などを、かみさんが持ってきていたが、なかなか好評だったようでうれしい。

1時間ほどで、宴会は終了となり、下山にかかる。帰りは雪の上を飛び跳ねるように駆け下った。半分滑るように、半分走るように、まるで子どものように歓声を上げ、走り降りたのだ。ものすごく躍動感があり、楽しかった。下りは20分しかかからなかった。

登山口から車までも、下りのせいかだいぶ早く帰ることが出来た。あーおもしろかった。

おまけ
山頂からのパノラマ写真(約66KB 1426*279)

「元旦登山」へコメントをつける

書き込み時の挙動について
URI らしき文字列には自動的にリンクが張られます。また "<" や、">" は実体参照化されます。
スパム対策のため、リファラを切っていると投稿できません。

この記事の永続的 URI ならびに トラックバック ping URI
http://diary.noasobi.net/2003/01/diary_030101a.html