ソロキャンプ
2003-03-30
片雲の風にさそはれて、漂白の思ひやまず
なんつー高尚なものではないけれども、たまにひとりで出かけるのもいいなと思い、久々に独りでキャンプに出かけることに。土曜日の晩に家を出て、割に近くの川のそばでキャンプをすることにしたのだった。
はじめは K 川の上流のほとりでと思って、車を走らせる。しかし、思ったより雪が多い。里では全く雪がないのだが、ちょっと山に入るとたちまちまわりは雪だ。挙げ句の果てに予定の地点に達する前に雪で林道が通行止めになっていた。しょうがないので、隣の H 川へ。H 川は、何処まで入れるかわかっているのでそこよりも下流ならば大丈夫だと踏んだのだ。しかし、予定している途中の辺りの様子がわからない。ま、行ってから考えようというあたりが、一人の気楽さ。(w
思っていたあたりは、案の定道の工事が行われている最中で、大幅に様変りしている様子。回りはもちろん雪。雪の上でも一向にかまわないのだが、できれば土の上のほうが暖かいので、なんとか空いているスペースを見つけて、そこを一夜の宿とする。
さくっとテントを立てて、マットをしいてシュラフを広げればそこはもう自分の個室だ。最近のセルフインシュレーション式のエアマットは快適で、もうこれ無しでは泊まれない。
寝床が出来てしまえば後はとくにすることはないし、しないといけないこともない。ビールを飲む。うまい。しかし、ひまだ。(w 持参した本を読んだり、ビールを飲んだり、ビールを飲んだり、ビールを飲んだり…して寝る。:p)
一応、私としては釣りをしに川へやってきたわけですが、寒い朝に釣れる気がしないので、思いっきり寝過ごす。だらだら眠る。日頃の敵を討つかのように眠る。:p)
10時頃になってテントの中が暑くてたまらなくなった頃起き出して、コーヒーをすする。劒岳を眺めながらのコーヒーは格別だ。
魚釣りもやる。しかし、毛鉤が乏しい。最近毛鉤作りはとんとご無沙汰なので、フライボックスの中にあるのは、使う気がしないような出来の悪いものばかりだ。:p) それでも、あれこれ工夫してやってみるが魚は一向に姿を見せてくれない。車に戻って少し移動したところで、昼飯に冷やしカレーヌードルなぞを食べつつ、またビールなどいただく。また眠くなった来たので、誰に遠慮することもなくまた寝る。
起きて、夕方にかけての好時合にかけるが、やはり岩魚は姿を見せてくれなかった。
ややシメが甘いですが、一人のんきに釣りキャンなどを楽しんだ日曜日でした。:-) なお、デジカメは持っていたんですが、記録メディアが入っていなかったので画像はありません。
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