ツキヨタケ
2003-07-20
19日(土)、20日(日)と朝日岳にお客さんを案内して行ってきた。行きは途中で一度激しく雨に降られたが、じきにやんでまずまずの天候だった。帰りは、朝日平を出るときはガスで真っ白だったが、夕日が原まで降りてきた時点でガスも晴れてきて、やはりまずまずの天候だった。
行きに3合目あたりで大きなキノコが倒木にびっしり生えているのに気がついていた。採って食べようとよほど思ったが、それに思い当たるキノコはヒラタケしかなく、ヒラタケにしてはちょっと色がおかしいような気がしたので、結局採らなかった。もしかしたら毒キノコのツキヨタケでは?という気もしたので、一応裂いてみて確認してみたが、あまり明確ではなかった。ツキヨタケなら裂くと根元の部分に染みがあるのだ。
さて、帰り道、5合目でそのキノコのことが話題に上った。あのキノコはヒラタケではないかと言うのだ。そう言われてみればだんだんそういう気がしてきた。ヒラタケはうまい。市販されているいわゆるシメジはヒラタケの幼菌である。ヒラタケであるならばぜひ食べたい。まだ残っているか心配だ。急いで下って採取せねば。:p)
幸い、まだたくさん残っていた。しかし、だいぶ痛んできている。痛んでいないようなのを選んで採取する。よく見ると近くの枯れた立ち木にもたくさん生えている。大きいものだと直径15cm近くあるので、ひとつだけでも結構食いでがある。:p)
北又小屋へ着いて、管理人のNさんに見てもらう。ひとめ見てツキヨタケだと言われる。がっくし。改めて裂いてみるとやっぱり根もとのところに染みがあった。残念。:p)
家に帰って昼寝をしていたら、5合目でヒラタケだと言っていたMさんから電話があった。まさかアレを食べていないだろうなとのこと。心配してわざわざ電話してくれたのであった。申し訳なし。:p)
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