ColorDoctor も試してみた
2004-06-29
富士通アクセシビリティ・アシスタンスは、昨日取り上げた、WebInspector、ColorSelectorのほかに、もうひとつ ColorDoctor の3つのツールから構成されているわけですが、ColorDocter のほうは、winXP で動作すると書かれていたので、win2k 環境の私は試してみたいと思いながらも、あきらめていたわけですが、もしかして win2k でも動くんじゃないだろうかと思って試してみたら動きました。(w
どうやら、 .NET Framework 1.1 がインストールされていれば、win2k な環境でも動くようです。
ColorDocter というのは、第一色覚障害(赤)、第二色覚障害(緑)、第三色覚障害(青)の見え方をシミュレートして表示してくれるアプリです。これまでは、Vischeck: VischeckImage などのオンラインサービスや Photoshop のプラグインなどを使って見ていたのですが、これらは画面をいったんキャプチャする必要がありちょっと面倒でした。しかし、ColorDocter はその必要がなく、ブラウザの画面(IEのもの)をそのまま変換表示してくれるのでなかなか便利です。また、ブラウザモードの他に透過モードというのがあり、これを使えばデスクトップだろうが、動画だろうが画面に写るものをなんでも変換して表示させることができるというスグレモノです。以下は、ColorDocter でこの日記を表示させてみたもののスクリーンキャプチャのサムネイルです。例によってフルサイズなスクリーンキャプチャ(17KB)にリンクしています。
上記スクリーンキャプチャは第二色覚障害(緑)の方の見え方らしいですが、デフォルトスタイルはかなり桃色コミューン(何)になって見えますね。この画像をさらに色覚障害の方がみたらどうなるんだろうかと、ColorDocter の透過モードで見てみましたが、あまり変わりませんでした。
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この記事へのツッコミ
- 1: tomoya (2004-06-30T04:33:17+09:00)
- キャプチャの画像を見た限り、フィルタリング画像の方が確かに僕の見え方に近いです。
でも、オリジナル画像と実際のサイトの見え方も微妙に異なっているので、僕のモニタの設定も問題ありかもしれません。
でも、結構正確にシュミレートされてるっぽいですね。
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