劒岳に三角点
2004-08-25
明治四十年に陸軍参謀本部陸地測量部の柴崎芳太郎測量官が、山案内人の宇治長次郎らを引き連れて劒岳に登頂するも、険しい地形に資材の運搬等できないため劒岳の山頂に三角点は設置されなかった。ここらへんの話しは、新田次郎の「劒岳点の記」に詳しいわけですが、その劒岳に昨日三角点が設置されました。
これまで、劒岳の標高は2998mとされてきましたが、今回の三角点の設置に合わせて最新のGPS を使った測量も行われるとのこと。で、今日がその測量の日。もしかすると、3000mを越えるかもしれません。さてさて、どんな結果が出ますことやら。
ちなみに、上の画像はカシミール3Dで描いた、劒岳の合成画像です。
- 追記
- テレビ報道によれば、測量した結果は、現在計算中で年内には発表されるそうです。
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