search.sqlite を覗いてみた
2006-06-24
しばらく前の Firefox ナイトリーから、検索バーで使う検索エンジンの並び順などの情報が、プロファイル内にある prefs.js から search.sqlite に変更になりました。ちょっと気になったので中身を SQLite ControlCenter 日本語版 で覗いてみました。
まず新規のプロファイルを作って、デフォルトの検索エンジンのみの状態で覗いてみますと以下のスクリーンショットようになっていました。
この状態で、検索エンジンマネージャを使って、Creative Commons を削除してみます。削除してもインストールディレクトリの中の creativecommons.xml はなくなりませんでした。で、この状態の search.sqlite を覗いてみたのが、以下のスクリーンショット。
hidden というフラグが立つようです。
次に、自分で検索エンジンを追加してみます。とりあえずこのサイトのものを、Firefox に発見させて検索エンジンマネージャで追加してみました。以下がその時の search.sqlite を覗いた時のスクリーンショット。一番下に見える 04rn8nx8.xml というのが追加したこのサイトの検索エンジンのようです。
さらに、これを検索エンジンマネージャを使って削除します。これを行うとプロファイルディレクトリ内にあった 04rn8nx8.xml はなくなりました。しかし、search.sqlite の中を覗いてみると 04rn8nx8.xml のエントリーはそのまま残っているようです。その時のスクリーンショットが以下のものです。
ふむふむ、ということで再度このサイトの検索エンジンを追加してみます。今度は違う名前で登録されたようです。pva5nytl.xml というのがそれ。ついでに並び順も換えて一番上にもって行きました。以下のスクリーンショットがその時のものです。
以上で実験はおしまいです。特に結論はありません。(ぉ
まぁ、強いて言えばデフォルトの検索エンジンは検索エンジンマネージャから削除できないが、自分でインストールしたものは、削除できて削除するとデータベースにゴミ(?)が残るということでしょうか。
もっとも、実験に使った Firefox は Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; ja; rv:1.9a1) Gecko/20060623 Minefield/3.0a1 ID:2006062318 というもので、今後の開発次第ではまた仕様変更になるかもしれません。
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