カブの話しその2
2002-12-30
妄執日記経由で、スーパーカブのマンガを読む。懐かしい。
昔、イマちゃん(誰)のカブを借りてよくツーリングしていたことを思い出した。その頃のバイク仲間は、何故かみんなカブを持っていて私だけカブを持っていなかったのだ。マサ(誰)なんかは、C100も所有していてうらやましかったなぁ。
ある時マサとカブ2台で泊りがけのツーリングに行ったことがある。その時は、マサのカブはOHCエンジンのものだったと思う。矢作ダムのほとりのベンチでごろ寝して、翌日は茶臼山へ行ったのではなかったか。
茶臼山の有料道路では、マサと競争になった。直線では私の乗っているイマちゃん号のほうが早かった。マサはそれが口惜しかったらしい。有料道路を出るランプで、ゆっくりコーナーをまわる私を、マサがものすごい勢いで抜き去った。おー、スゲェとか思って見ていたら、そのままガードレールに張り付いて挙げ句の果てに前転してひっくり返った。
慌てて駆け寄ると、幸いマサに大事はなかった。その頃はカブに乗る時でもきちんと革ジャン着ていたし、ブーツやらグローブなんかもきちっとしていたおかげだろう。
しかし、カブの方は、ガードレールの支柱にぶつかった衝撃で、フロントフォークが歪んでしまっていた。フロントの泥除けがタイヤにめり込んでいたくらいだから相当曲がっていたのだろう。とりあえず帰らなければいけないので、フロントフォークをナイフで切り落とし、タイヤがまわるようにした。エンジンはかかったので走ってみる。まっすぐ走らない。勝手に左側へ進もうとするのだった。渾身の力でハンドルを右に切るとどうにかまっすぐ走ってくれるというような状態だった。
あまりに疲れるので、10分交代くらいでカブを交換して帰った。右手だけでは疲労が激しいので、左手も右ハンドルに添えて引っ張って走った。
きっとホンダはこういうことも考えて片手運転できるようにカブを設計したのではないか。んな、わけはない。:p)
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