音楽の話しその6
2003-05-03
その5の続きです。
今池の下宿
今池の下宿は六畳一間に台所付き、トイレは共同でした。風呂はなくて、下宿のすぐ隣が銭湯でしたがお金がないので、夏の間は下宿の横でホースの水で行水とかよくしてました。あと、近所の学校のプールに夜中に入りに行ったり。:p)
下宿のとなりにある日、宍戸幸司が越してきました。彼は、「割礼ペニスケース日曜日の青年たち」という長ったらしいバンドを始めたところだった。もちろん、HFに出ていたので、最初の頃の彼らのライブは私がすべて照明やミキシングなどを手かけている。っていうほどのものではないですが。p:)
彼は、今も割礼というバンドで活躍しています。
彼は、結構人気者で色々な人間が下宿に集まって来るようになり、中にはそのまま下宿の住人になってしまったものもいました。マサのことですが。(謎)
で、よく宍戸の部屋に集まっては、わけのわからないセッションもどきとかやっていました。もっとも普通の下宿ゆえ大きな音は出せないので、アンプ無しの電気ギターのセッションとかやってましたね。あと、多重録音でよくデモテープみたいなものも作っていました。ドンカマのリズムボックスベースでよく二人で変な曲を作ったりもしました。
つげ義春の漫画に「大場電気鍍金工業所」というのがあるのですが、これに曲を付けて宍戸がギターを弾いて、私が漫画を朗読したものなどは結構出来がよかったような記憶があるんですが。まぁ、記憶ですから。:p)
そうやって、色々な人間と知り合うようになり、あれこれするうちに私も自分のバンドがやりたくなってきました。もちろんソロではいろいろやっていたわけですが、何人かのある程度固定したバンドで、自分のやりたいコンセプト(何)で出来るバンドがやってみたかったのです。
下宿周辺の人間で、メンバーを募って私のコンセプトに合うバンドが出来たのは、それからすぐのことでした。バンドの名前は「古事記」といいます。
続く。
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この記事へのツッコミ
- 1: マサかな (2012-06-04T01:54:29+09:00) masamuracolony@moon.gmobb.jp
- 元気? なかねちゃんのコト 心象の中に
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