昨日は地元の小学校の立山登山に引率で行ってきました。前日同じく学校登山で小学生が雄山山頂付近から650m滑落して亡くなっているだけに、今回は結構慎重でした。途中にある一の越(標高2400m
でなくて標高2700m)というところまで行った時点で天候がよろしくないようなら、その時点で下山することをあらかじめ申し合わせていましたが、まさしくひどい雨と強風、加えてガスがひどくて視界不良だったため、一の越で帰ってきました。
子どもは60人くらいいたのですが、実は一の越までたどり着かずに途中リタイアした子どもが何人かいます。バスで室堂と言うところまで上がったわけですが、この時点で、気持ち悪くなった子どもが3人、途中まで歩いたけれどもリタイヤした子どもが5人です。室堂で駄目だった子どもは、バス酔いが原因なのか、あるいは高山病なのかわかりませんが、とにかく気分が悪くなったそうです。途中リタイヤの5人は、まず高山病でしょう。
何故、たいして高くない立山で高山病になるかと言うと、それはバスで上がるからです。室堂の標高は2450mもあります。ここまで一気にバスで上がるために、高度順応が出来ないんですね。富士山程度の高さになれば、ゆっくり歩いて上がっても高山病になる確率は高いですが、ほとんどの人はこの程度の高度であればゆっくり歩いて登れば高山病の症状は出ないものと思われます。
高山病になった時はどうすればいいかというと、一番いいのは高度を下げることです。高山病の症状は、軽いものであれば吐き気や頭痛が主ですが、高度を下げると嘘のように直ります。もう10年ほども経つでしょうか、実は私の知り合いがヒマラヤトレッキングで亡くなりました。メチャメチャ体力も技術もある山屋さんでしたが、高度には弱かったようです。高度に強いかどうかは、あまり体力とかには関係ないようです。彼は4000mを少し越えたあたりで亡くなっています。自分の体力を信じて、高度を下げなかったのがよくなかったのでしょう。
私が高い高度に向いているかどうかはわかりません。そんなに高いところへ行ったことがないですから。一度パトロールのためにいきなりヘリコプターで2750mの高さまで行って行動したことがありますが、そのときは普通に行動できたので、まぁ特別弱いこともなかろうとは思っているんですが。それよりも高所恐怖症なのはいただけないです。:p)
/*inu-memo*/(2003年07月23日)経由で、WebInspectorを試してみた。
某WebHelperみたいなもんだろうと最初はたかをくくっていましたが、いや、これはなかなか素晴らしい。xhtml1.1なこのページをチェックしてみると、html要素にlang="ja"がないとか言って怒られたりもしましたが、おおむねいい感じでチェックしてくれるみたいです。
特に便利なのが、ColorSelector という背景色と文字色の組み合わせをチェックする機能。いやぁ、素晴らしい。
しかし、私の環境(win98SE)だとよく落ちるんですが、そんなもんですかね。:p) あと、外部スタイルシートを使っていると色のチェックができないみたいなんですが、そこまで求めるのは酷というものでしょうか。strictで書いていてAnother htmllint通るようならWebInspectorのチェックはたいがい通るような気がするんですが。でも、WebInspector が一般に広まるようになればStrictなサイトが増えるかも。増えるといいな。増えて欲しい。:p)
ひっそりと追加しました。:p)
うまく切り替わらない時は、例によってキャッシュクリアしてみてください。また、読めねえぞ、ゴラァとかありましたら、ご報告頂けると喜びます。
19日(土)、20日(日)と朝日岳にお客さんを案内して行ってきた。行きは途中で一度激しく雨に降られたが、じきにやんでまずまずの天候だった。帰りは、朝日平を出るときはガスで真っ白だったが、夕日が原まで降りてきた時点でガスも晴れてきて、やはりまずまずの天候だった。
行きに3合目あたりで大きなキノコが倒木にびっしり生えているのに気がついていた。採って食べようとよほど思ったが、それに思い当たるキノコはヒラタケしかなく、ヒラタケにしてはちょっと色がおかしいような気がしたので、結局採らなかった。もしかしたら毒キノコのツキヨタケでは?という気もしたので、一応裂いてみて確認してみたが、あまり明確ではなかった。ツキヨタケなら裂くと根元の部分に染みがあるのだ。
さて、帰り道、5合目でそのキノコのことが話題に上った。あのキノコはヒラタケではないかと言うのだ。そう言われてみればだんだんそういう気がしてきた。ヒラタケはうまい。市販されているいわゆるシメジはヒラタケの幼菌である。ヒラタケであるならばぜひ食べたい。まだ残っているか心配だ。急いで下って採取せねば。:p)
幸い、まだたくさん残っていた。しかし、だいぶ痛んできている。痛んでいないようなのを選んで採取する。よく見ると近くの枯れた立ち木にもたくさん生えている。大きいものだと直径15cm近くあるので、ひとつだけでも結構食いでがある。:p)
北又小屋へ着いて、管理人のNさんに見てもらう。ひとめ見てツキヨタケだと言われる。がっくし。改めて裂いてみるとやっぱり根もとのところに染みがあった。残念。:p)
家に帰って昼寝をしていたら、5合目でヒラタケだと言っていたMさんから電話があった。まさかアレを食べていないだろうなとのこと。心配してわざわざ電話してくれたのであった。申し訳なし。:p)
先週撮影した白馬岳〜朝日岳方面の花の写真を別サイトのほうにアップしました。興味のある方はどうぞ。ちょっと重いです。
明日からまた朝日岳に登ります。さて、今度はどんな花が咲いているかな。