ToggleStyle 2.1 リリース
2007-03-06
脊髄反射的にページスタイルを有効にしたり無効にしたりする 拙作の Firefox 拡張機能 ToggleStyle ですが、最近は、userChrome.js 用のスクリプトにして使っていたのですが、なぜか最近のナイトリーで、.uc.xul がうまく読み込めなくなってしまいました。使っているローダーは、zeniko 氏純正の Sub-Script/XUL Loader なんですが。原因を究明すればいいのかもしれませんが、そんな実力はとてもありません。
しょうがないので、また拡張のほうを使うことにしました。以前発表したものはツールバーにボタンを置く仕様でしたが、今度のはステータスバーに置く仕様です。てか、前に自分で改造した気もするんですが、どこかへ行ってしまったので、再度改造しなおしました。ついでに、対応する Firefox を 3.0a3 まで上げておきました。機能的には特に何も変わりはありません。
中に入っている、togglestyle.css とかをいじれば、見映えも好みに変更出来ます。まぁ、ユーザスタイルでやってもいいんですが。
- 参考
- ToggleStyle の状態表示をステータスバーに表示する - SmallStyle (2006-11-08)
Firefox 拡張機能 Brief 0.5 を試してみた
2007-02-26
Extension/Theme Releases - MozillaZine Forums を眺めていたら、[Ext] Brief 0.5 - new feed reading extension - MozillaZine Forums というスレが立っていました。Brief という新型の Feed リーダーを実現する Firefox 用拡張機能が発表されたようです。ということで、早速入れてみました。
インストールすると、Brief のボタンがツールバーとステータスバーに自動的に追加されました。ツールバーのボタンは、Brief 起動用のボタンで、ステータスバーのボタンは、未読 Feed 数を表示したり、更新したり出来るようです。Feed の登録は、ライブブックマークを入れたフォルダで行うようで、最初にライブブックマークを登録しているフォルダを Brief に登録してやります。
私はライブブックマークは全く使っていなかったので、とりあえず適当なフォルダを作成して、そこにいくつかのサイトの feed をライブブックマークとして登録しました。以下のスクリーンショットをご覧頂くとわかりますが、よくある左ペインにサイトや各種フォルダ、右ペインに Feed の内容が表示されるという構成です。
右ペインのエントリーごとに未読・既読を切り替えるボタンとエントリーにスターをつけたり、削除するためのボタンが装備されています。また、画面上部にはまとめて未読・既読を切り替えるボタンと、未読エントリーのみ表示させたり、スター付きのエントリーのみ表示させたりするためのボタンも装備しています。左ペインの Unread を選ぶことで、サイトごとの表示ではなく、全体の未読エントリーをまとめて表示させたりすることもでき、なかなか使い勝手も良さそうです。
Feed の管理は、sqlite ベースのデータベースを使っているようで、プロファイルを覗いてみたら、brief.sqlite なんてのがありました。検索なんかもさくさくできるのはこれのおかげかもしれません。
なお、巡回の間隔はデフォルトで60分になっていますが、設定で変更が可能です。試していませんが、表示用のカスタムスタイルも使えるようです。
まだリリースされたばかりで、ん? バグ? てなところも無きにしもあらずですが、今後が楽しみな拡張機能です。惜しむらくは、Trunk なナイトリーではサイトごとのエントリーが表示されないこと。
tobocchi's...memo? の Atom を生成する何か
2007-02-22
tobocchi's...memo? の Atom を生成する何かを作ってみました。
かなり汎用性がない作りなので、他で流用するのは大変かもしれません。動かなくても知りません。:p)
userChrome.js で go30(何)
2007-02-20
Firefox 1.5 や 2.0 には、移動メニューというのがあって、最近開いたページの履歴を10件表示するという機能があります。で、10件では私には少ないので、30件に増やす拡張機能というのを以前作りましたが、Firefox 3.0 を目指す最近のナイトリーでは、履歴管理が Places という sqlite ベースのものに変わり、そこらあたりのインターフェースも変わってしまったために動かなくなっていました。
ところが、しばらく前に Bug 370135 – Restore branch model history under the trunk History menu. というのが入ったので、また同じようなインターフェースが帰ってきました。といっても違う仕組みで動いているので、go30 が動くはずもありません。ですが、変更点を見ていたら、案外簡単そうに変更できそうな気がしたので、browser.xul を直接編集してみたところ、うまく動作しました。ナイトリーを入れ替えるたびに browser.xul を書き換えるのは難儀なので、ここはひとつスクリプトにしておけばよかろうと、userChrome.js 用のスクリプトを書いてみました。
が、動かない。DOM Inspector で覗いてみると、ちゃんと書き換わっているんですが、何故か動きません。おりしも userChrome.js スレにどっかの Ria 氏が、同じことをしたがっているようで、おねだりしておられました。ほぼ私の書いたのと同じコードが書き込まれましたが、やはり動きません。ふーむ、困った。ということで、IRC で Piro さんに相談してみたところ、place属性の変更は監視されてなくて、初期化時とplaceプロパティへの代入時にだけplace属性の値が再評価されるようです
とのことで、サクっと代替コードを書いてくれました。ありがとうございます。> Piro さん
(function(){
var gopopup = document.getElementById("goPopup");
gopopup.place = gopopup.place.replace(/maxResults=10/, 'maxResults=30')
})();
go30.uc.js と名づけて保存しておきました。trunk で go30 したい方はどうぞ。って、かなり需要が低そうですが。:p)
Mozilla マニュフェスト (v.0.9)
2007-02-14
mozilla links - Your source for Firefox, Thunderbird, Camino, SeaMonkey news, tips and more. ≫ Introducing the Mozilla Manifesto 経由。なんでも Mozilla マニュフェストなるものが出るそうで、Mozilla Corporation の CEO であるところの Mitchell Baker 女史のブログにその V.0.9 が出ていました。
内容については、それなりに格調高く、まぁこんなもんかなといった感じです。そのうち正式な日本語版も出ると思われるので、私の下手な訳を載せてもしょうがないので、英語の苦手な方は機械翻訳なんかを通して読んでみるといいと思います。
こういうものもあるといいとは思うんですが、私としては about:mozilla もぼちぼち更新というか、続きを読んでみたいなぁと思います。
最近の Firefox ユーザの方だとご存知ない方も多そうな気がするので、ご紹介しておきますと、about:mozilla というのは、まぁ隠しページのようなもので、どうやってみるかというと、ロケーションバー(URLを書くところ)に、about:mozilla と打ち込むと見られます。現在の about:mozilla は The Book of Mozilla, 7:15 というもので、ちょっと検索したら、古いものも 213117 new text for about:mozilla - えむもじら で見られるようです。和訳もあるので英語が苦手な人も安心です。:p)
おまけで、以前私が訳したものもふたつほどありますので興味のある方はどうぞ。あとおまけ(謎)
ついでなんで書いておきますが、IE でも about:mozilla がありますので、興味のある方は IE でも試してみるといいかもしれません。
この記事へのツッコミ
- 1: あ (2007-02-15T01:38:32+09:00)
- > IE でも about:mozilla があります
Windows 2000 まではあったんですが、XP ではなくなってしまいました。
- 2: のり (2007-02-15T11:15:09+09:00)
- ああ、今はもうないのですか。MS も遊び心がないなぁ。(とかいう
- この記事の永続的 URI ならびに トラックバック ping URI
- http://diary.noasobi.net/2007/02/diary_070214a.html