朝顔日記

sage1.2.2 日本語版微改造

2004-09-14

Sage - Mozilla Firefoxまとめサイト で配布されているものだったと思いますが、Mozilla Firefox に RSS リーダーの機能を付け足す拡張、sage 1.2.2 日本語版に、以前やったのと同じように、未来検索livedoor の検索機能を付加した改造版の sage.jar を自家用にアップしておきます。心情的には Bulkfeeds: Home - RSS Directory & Search のほうが好きなんですが、いかんせん最近重くて使い物にならない感じなんですねぇ。

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Mozilla Firefox 用テーマ rein 0.6 を入れてみた

2004-09-11

楠見さん作の Mozilla firefox 用のテーマ rein 0.6 を入れてみた。他の人の Schreenshot を見るのはちょっとわくわくしますね。配色を OS 依存にしていたおかげで、思わぬ楽しみが増えました。 とのことなので、私の環境でのスクリーンショットをアップしておきます。例によってフルサイズの画像(約51KB)にリンクしています。

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Mozilla firefox 0.10 への移行

2004-09-10

いよいよ来週、Mozilla Firefox 0.10(PR1.0) が出そうな感じですが、0.9.3 などから移行するにはどうしたらいいでしょう。今回もっとも問題になりそうなのが、やはり拡張やテーマ関係でしょう。というのも、0.9.3 までは、Mozilla Firefox の extensions.lastAppVersion は、0.9+ だったのが、0.10 からは、0.10 になり、対応していないもしくは対応していても、拡張の em:maxVersion が 0.9+ だったりするとインストールできなかったり無効になったりするからです。

考えてみるに、0.8 などから 0.9 系への移行の場合は、プロファイルを新規に作成してあとでブクマークなどの必要なものを移すという手がよかったように思いますが、0.9.3 などから 0.10 ヘ移行する際は、既存のプロファイルを引き継いだほうがいいように思われます。0.9 系ですでに、拡張マネージャーは導入されていますから。本当は動くけど em:maxVersion の関係で動かない拡張などもすでにインストール済みであれば書き換えは容易ですが、新規プロファイルへインストールするとなると結構面倒な手続きが必要になります。そこらあたりを少し書いてみましょう。

すでに、インストールされている動かない拡張を 0.10 対応にするためには、プロファイルの extensions ディレクトリの各拡張のディレクトリの中にある install.rdf の書き換えが必要になります。各拡張はたとえば、{EDA7B1D7-F793-4e03-B074-E6F303317FB0} のような拡張に固有な名前をもつへんてこなディレクトリに格納されています。どの拡張がどのディレクトリに入っているかは、extensions ディレクトリ直下にある Etensions.rdf エディタで開いて、拡張の名前で検索するといいかもしれません。該当の拡張の install.rdf が見つかったら、em:maxVersion を検索します。もしこれが、<em:maxVersion>0.9+</em:maxVersion> のようになっていれば 0.10 では動きません。<em:maxVersion>0.10</em:maxVersion> などと書き換えてみます。うまくすればそれだけで、その拡張が 0.10 で使えるようになるかもしれません。

さて、動かない場合はどうしましょう? 私の経験によれば、install.rdf を書き換えたものを再インストールすることでうまくいく場合があるようです。新規プロファイルにインストールする場合も、install.rdf を書き換えたものをインストールしないといけないので、どうやってそれを作るかも書いておきましょう。

まず、入れたい拡張をローカルに保存します。その拡張ファイル名は hogehoge.xpi だとしましょう。まずはこれを解凍する必要があります。.xpi ファイルの実体は zip ファイルなので、拡張子を変更して、hogehoge.zip にリネームします。これを適当なところに解凍します。アーカイバによっては .xpi のまま解凍できるかもしれません。解凍したものの中に install.rdf がありますから、これをエディタで開いて、em:maxVersion を書き換えます。書き換えたらすべてをまた zip 形式で圧縮します。hogehoge.zip が出来上がります。これを再度、hogehgoe.xpi にリネームします。これを Mozilla Firefox にドラッグアンドドロップしてやればインストールできるかもしれません。結構面倒です。

それでも動かない拡張もあるかもしれません。多分あるでしょう。そういうときはどうすればいいでしょう? 今後新しい拡張を入れる際にトラブルの原因になる可能性がありますが、about:config から extensions.lastAppVersion を 0.9+ などに書き換えてしまう方法があります。しかし、今後出てくる便利な拡張のことを考えるとあくまで、一時凌ぎと考えておいたほうがよいように思います。

もっとも、ここへ来て著名な拡張はだいぶ 0.10 に対応してきたようですので、もしかすると 0.10 がリリースされる頃にはこういった心配は杞憂になっているかもしれません。そうなっているといいのですが……。

おまけ

私は、圧縮ファイルの解凍・圧縮は xyzzy のファイラーから unzip32.dll を使うことで行っていますが、この環境だと xyzzy のファイラーで .xpi なファイルを選んで、V(Shiftキー+v) で中のファイルを閲覧できるので、em:maxVersion の確認などに便利です。また、.xpi ファイルをリネームせずにそのまま解凍することも可能です。スペースキーで反転させておいて、E(Shiftキー+e) で2ウィンドウファイラーの反対側(何)に解凍できます。圧縮はやはりスペースキーで必要なファイルを反転選択しておいて、O(Shiftキー+o) で出来ます。その際、さすがに拡張子の指定を .xpi することは出来ないので、.zip にしておいてあとでリネームする必要がありますが。

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この記事へのツッコミ

1: ゆきち (2004-09-10T20:02:04+09:00)
だいなで同じことができます。
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お客さん(誰)によるサイトの更新

2004-09-07

お客さんの手でサイトを更新してもらうには、Macromedia Contribute みたいなアプリケーションを使ってローカルで何かしてもらったものをアップする方法のほかに、blog ツールのような CMS を使ってオンラインで web 更新する方法があると思います。ここんところ、後者の方法でごにょごにょやっているのですが、ごにょごにょやっている過程で思ったことなどを少々。

使っているのは、こないだからごちょごちょ書いている rNote なんですが、rNote は本来ローカルで、xml 形式で書いたものをアップする仕組みなので、これに自作の怪しい web 更新スクリプト(php製)を組み合わせて使っています。当初は、生で html を書いていただくしかなかったんですが、それだとなかなか筆が重そうなので、とりあえず、改行すると p 要素になるようにしました。あとの見出しくらいは自分で書いていただけるかなという程度に思っていたのですが、どうもそうではないようです。しょうがないので、wiki 的な簡易記法を導入して、見出し、順序つきリスト、順序無しリスト、定義リスト程度を装備しました。あと、URI 自動リンクとか。例えば、行頭が - で始まっていると、順序無しリスト、行頭が * だと大見出しといった具合です。

書くときはこれらを使って簡単に書けるはずです。これらの記法に基づいてフォームから入力すると適宜 html に変換して所定の xml ファイルに書き込むという仕組みです。再編集のときは、マークアップしたものがそのまま表示されるという仕様だったために、結局あまり使ってもらえませんでした。というよりも valid な html など知らないお客さんゆえ、再編集の段階でむちゃくちゃなことになることが判明したのでした。:p)

これではいかんと思い、再編集時には、またもとの wiki 的な記法に戻して表示するようにしました。これにより、別の記事での書き方なども参考にできるために、かなりマークアップした記事を書いていただけるようになりました。最初は全部、p 要素だったのに。(w

しかし、さらに次なる問題が。始めはそっけないスタイルが当ててあったのですが、css をいじる余裕が出てきたのでちょっと豪華な(?)スタイルにしてみたところ、お客さんのマークアップがその見映えを実現するようなマークアップに変わってきました。まぁ、適切に使っていただければいいんですが…。

してみると、論理構造を表現できるような css を作成できれば、見映えを追及する(?)お客さんにも valid なコンテンツを書いていただけるのかなぁとか考えています。

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Web Accessibility Toolbar 日本語版 を入れてみた

2004-08-31

インターネットエクスプローラーを使って、Webページのアクセシビリティをチェックしたり、シミュレーションしたりすることができる便利なツールバーWeb Accessibility Toolbar 日本語版を入れてみた。現在見ているページのスタイルをリアルタイム編集することが出来たり Mozilla Firefox や Mozilla 用の拡張、Web Developer とよく似たような感じでのものですが、シミュレーション関係の機能が結構充実しています。以下、どのような機能を持っているかご紹介。

ツールバーは、大きく分けて8つの機能に分けられます。それぞれをリストにしてみます。

AIS Web Accessibility Toolbar

  • 開発元:NILSについて(英語)
  • ツールバーのヘルプ
  • 最終アップデート日
  • ツールバーのアップデート
  • ツールバーのアンインストール方法
  • ツールバーについて
  • お問合せ(メール送信)
  • ショートカットキーの表示
  • ボタンアイコンの表示

HTML/CSS

  • HTML
    • W3C HTML Validator
      • HTMLソースの検証
      • HTMLソースの検証 (新しいウィンドウで開く)
      • HTMLソースの検証 (ファイルをアップロードする)
    • W3C HTML Tidy
      • HTMLソースのチェック/修正
      • HTMLソースのチェック/修正 (新しいウィンドウで開く)
    • W3C Link Checker
      • このページのリンクをチェック
      • このページのリンクをチェック(新しいウィンドウで開く)
      • リンク先をチェック(新しいウィンドウで開く)
    • Another HTML Lint
      • HTMLソースの検証
      • HTMLソースの検証 (新しいウィンドウで開く)
      • HTMLソースの検証 (ファイルをアップロードする)
    • WDG HTML Validator
      • HTMLソースの検証
      • HTMLソースの検証 (新しいウィンドウで開く)
      • ソースコードの入力
      • HTMLソースの検証 (ファイルをアップロード)
      • フレームを使用したページの検証
      • サイト全体の検証
    • WDG Link Valet
      • リンク先をチェック
      • リンク先をチェック(新しいウィンドウで開く)
    • W3C P3P Validator
    • ソースコードを表示
    • ソースコードをHTML形式で表示
    • 選択範囲のソースコードを表示
    • HTML形式で保存
  • CSS
    • W3C CSS Validator
      • CSSの検証
      • CSSの検証 (新しいウィンドウで開く)
    • CSSの有効/無効
    • インラインCSSを無効
    • 適用スタイルを表示
    • スタイルシートを表示
    • スタイルの編集/チェック
    • HTMLの非推奨要素を表示
    • div要素の順序と外枠を表示

画像と色

  • 画像
    • イメージを一覧表示
    • イメージ/alt属性値
    • イメージのalt属性値(代替テキスト)を表示
    • グレースケール表示に変換
    • 使用している色を一覧表示
    • Colour Contrast Analyser

ドキュメント

  • メタ情報
    • ページ情報を抽出
    • メタデータ情報を抽出
  • 文章構造
    • 見出し箇所を表示
    • 見出し構造を抽出
    • リスト箇所を表示
  • リンク
    • リンク箇所を一覧表示
    • PDFへのリンク箇所を一覧表示
  • テーブル(table要素)
    • 単純なデータテーブルの構造を表示
    • 複雑なデータテーブルの構造を表示
    • テーブルの外枠を表示
    • テーブルのセルの順序を表示
    • リニアライズ(テーブルを外す)
  • フォーム(form要素)
    • fieldset / legend / label要素を表示
    • イベント・ハンドラ使用箇所を表示
  • フレーム(frames要素)
    • フレームの外枠を表示
    • フレームの name / title属性を表示
    • フレームを一覧表示
  • 日本語特有の問題
    • 問題箇所を一括して表示
    • 機種依存文字を表示
    • 半角カナを表示
    • 不適切な日付表記を表示
    • 不適切な可能性のある日付表記を表示
    • 不適切な時刻表記を表示
    • 不適切な金額表記を表示
  • Acronym / Abbr要素を表示
  • アクセスキー設定箇所を表示
  • タブインデックス設定箇所を表示
  • 任意の要素を指定して表示

シミュレーション

  • リサイズ
    • 640X480
    • 800X600
    • 1024X768
    • カスタムサイズ
      • 任意のサイズ(幅・高さ)に変更
      • Screen Size Tester
  • 画面を拡大する
    • 25%
    • 50%
    • 75%
    • 100%
    • 200%
    • 300%
    • 400%
    • 500%
    • 600%
  • リニアライズ(テーブルを外す)
  • テキストブラウザでの表示に変換
  • プラグインを無効
  • マウス操作を無効
  • 第一色覚特性(赤/緑)の見え方
  • 糖尿病性網膜症の見え方(一例)
  • 白内障の見え方(一例)
  • 黄斑変性症の見え方(一例)
  • 緑内障の見え方(一例)
  • グレースケール表示に変換
  • コントラスト感度を減少
  • ページ容量/ダウンロード時間を計算
  • 明滅するイメージのデモ

ツール

  • オンラインツール
    • The Wave(英語)
      • アクセシビリティチェック
      • アクセシビリティチェック(新規ウィンドウ)
    • Cynthia Says
      • WCAG1.0 でアクセシビリティチェック
      • WCAG1.0 でアクセシビリティチェック(新規ウィンドウ)
    • Bobby
      • WCAG1.0 でアクセシビリティチェック(新規ウィンドウ)
      • 米国508条でアクセシビリティチェック(新規ウィンドウ)
    • Juicy Studio Tools
      • Link Analyser
      • Image Analyser
      • Readability Test
      • Colour Contrast Analyser
      • CSS Accessibility Analyser
  • デスクトップツール
    • 富士通アクセシビリティ・アシスタンス
    • aDesigner
    • LIFT for Macromedia Dreamweaver
    • ホームページリーダーお試し版
    • JAWS ver. 4.5 お試し版
    • PC-Talker XP 体験版
    • 95 Reader

リファレンス

Web上で提供されている関連情報へのリンク(省略)

IE の設定

  • イメージを表示する
  • Javascriptを有効にする
  • ActiveXを有効にする
  • ユーザー補助ダイアログを表示する
  • CSSを有効にする
  • 文字サイズを変更する
    • 最大
    • 最小

おしまい

えー、こういう書き方をした場合、ここに見出しを入れないと何か落ち着かないので入れておきます。(謎)

というわけで、Web Accessibility Toolbar の機能をざっと書き出してみたわけですが、なかなかに有用なツールであることがわかります。IE 上でしか動かないあたりがちょっと残念ですが、このようなツールが普及していろいろ配慮したサイトが増えるといいと思います。

ところで、わざわざ私が書かなくとも、ツールバーの機能 なんていうページがあるわけですが、ネストの多いリストを書く練習ということで。:p) 普段は html 書くのにインデントは使わないんですが、さすがに今回はインデントを使いました。(汗

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この記事へのツッコミ

1: ダイタ (2004-08-31T20:59:41+09:00)
至れり尽くせりな機能ですねぇ。後は動作が軽快だと幸せかも
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