朝顔日記

沢上(ソウレ)谷沢登り

2013-08-15

先日、8月10日に岐阜県糸の高原が支流沢上(ソウレ)谷へ行ってきましたが、その時の模様です。

8時にスタートしたが、最初はちょっとした勘違いから隣の白水谷に入渓してしまった。

写真:白水谷

ソウレ谷では10分かそこら歩くと左手に寄り道の沢があるのだが、白水谷でも同様にそのくらいのところに支流があったので入ってみた。すぐにちょっとした滝があり、滝上に上がってみればほとんど水はなくなり、先に素晴らしい滑滝がありそうにはとても思えない。変だなと思い、GPSを出してみる。ぜんぜん違う谷にいることが発覚。しょうがないので沢を戻ったり車で移動したりして、ソウレ谷に移動。

午前10時仕切りなおしてスタート。予定よりも2時間も遅れてしまった。まぁ、短い谷なので特に問題はあるまい。

やはり、10分かそこら歩くと寄り道の沢が左から出合う。

写真:ソウレ谷に滑滝となって出合う支流の滝

支流出合の滑滝を超えると素晴らしい滑(なめ)が始まり、15分ほど進むといよいよ五郎七郎滝登場。川全体が1枚岩で2本の滝が同じ所で出合っているという奇跡の風景。大いに歓声を上げて滝を楽しむ。

写真:五郎七郎滝

ソウレ谷本流に戻ってまたしばらく行くとまたしても左から支流が出合う。これも寄り道の沢で先へ進むと岩洞(ガンド)滝がある。ガンド滝は高さは30mほどで、ハングした岩壁を垂直に流れ落ち、滝の裏側に回ることもできる滝です。

写真:岩洞滝

また本流に戻ります。しばらく行くと目の前に巨大な滝が見えてきます。箕島大滝です。高さはさきほどの岩洞滝と同じくらいですが、きれいな1枚岩を滑り落ちるスラブ滝でなかなかの迫力です。

写真:箕島大滝

この滝の下で昼食したあと、左岸から大きく高巻きして滝を越えます。右の藪をやや右に上がっていくと岩壁に突き当たり、その岩壁にそって立派な杣道があって容易にトラバースできるようになっています。

写真:杣道

杣道が右に曲がるともう大滝は超えているので沢に戻ります。急斜面に固定ロープがありましたが、私たちは自前のロープで懸垂下降しました。

写真:懸垂下降するH美

下降したところは大滝の落ち口のすぐ上で、ソウレ谷でももっとも美しい滑床が続く区間なのですが、残念ながらこの箇所の写真は撮り忘れてしまいました。無念。

この美しく明るい区間の終了を告げるのが両側からウォータースライダーのような滑滝が出合う地点です。この滝は靴のフリクションの限界に挑戦するかのような微妙に傾斜がきついのです。もっとも固定ロープがぶら下がっているのでそれを使えば容易です。沢になれない女子もいたのでロープを出して確保して登りました。

写真:滝登りの前に緊張の女子二人

この滝を越えると、あとは問題になるところはなく、コンクリート護岸されたようにまっ平らな滑床を延々歩くと終了地点の橋が見えてきます。終了地点には予め車をデポしておきました。

最後に帰りの林道から、箕島大滝が見えたのでそれも載せておきましょう。結構立派ですね。

写真:林道から箕島大滝を臨む

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戸倉山登山

2010-12-07

先日、12月5日に新潟県糸魚川市の戸倉山へ行ってきましたが、その時の模様です。ある程度詳細な記録は、戸倉山登山と釣り - Another 朝顔日記 にありますので、合わせてどうぞ。

写真:ブナの小径

駐車場から白池まではブナの小径と呼ばれる遊歩道を辿りました。少し雪があります。

写真:ハナビラニカワタケ

ハナビラニカワタケがあったので採っていきます。キクラゲの親戚ですね。さっとゆでてワサビ醤油でいただきました。あまり味はありません。海草ぽい感じ。

写真:白池に映る逆さ雨飾山

白池のほとりで一服です。ちょうど正面に雨飾山見え、池にも映って逆さ雨飾山になっていました。

写真:駒ヶ岳、鬼ヶ面、鋸岳

戸倉山への登山道は池の回りに沿ってしばらく行きます。すると駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳が正面に見えてきます。これまた素晴らしい。

写真:角間池

白池からしばらくは塩の道を進みます。やがて辿りつくのが角間池。白池よりは一回り小さい池です。戸倉山へ行くには池のところで塩の道を離れて、右の登山道へ入ります。

写真:ブナ林を行くの登山道

ブナ林の中の気持ちのいい道をしばらく行くと、やがて尾根に取り付きます。この尾根をしばらく行けばやがて戸倉山山頂です。

写真:戸倉山より雪倉岳、朝日岳方面

山頂からは360度の大展望ですが、ここでは雪倉岳、朝日岳方面の景色をどうぞ。写真は等倍画像(約148KB)にリンクしていますのでお楽しみください。

おまけで、カシミール3D付属のカシバードで描いた、付近の山名入り画像です。こちらも等倍画像(約96KB)にリンクしています。

戸倉山からの下山後、角間池より一寸足を伸ばし、大網峠を見て帰路に着きました。

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1: Another 朝顔日記/[日記][釣り]戸倉山登山と釣り (2010-12-07T17:34:07+09:00)
久々に普通の登山をしようということで、かみさんと糸魚川市の奥のほうの戸倉山へ。普通の登山と言いつつ、多少キノコ採りにも未練があるので、雪が少なくブナ林があるところという選択。:p) 車では入れるところまで入って、あとは遊歩道を歩いて、白池を目指します。ちゃん
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今年の自宅ナメコ

2010-11-27

昨年から始めたナメコ栽培ですが、今年もうまく発生してくれました。昨年は採るのが遅れたためやや腐りがけでしたが、今年はいいタイミングで発見できたので、ちょうどいいタイミングで収穫することが出来ました。

写真:自宅で栽培したナメコ

栽培モノとはいえ、いわゆる原木栽培なので天然のものと変わらず大変おいしいのです。:p)

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自作Mキャロもどき

2010-10-31

はてな日記のほうへMキャロ+自作で検索してこられる方が多いので、作り方を写真で。ちなみに、Mキャロというのはアジなどを釣るために使う中通しオモリの一種で、商品名でもあります。キャロというのはおそらく、キャロライナリグのキャロのことだと思います。多分。

写真:Mキャロもどきの材料

まず材料ですが、適当大きさの中通しオモリ(ここでは1号)と透明パイプ、ウキ自作用の発泡素材(ここでは直径7mmのもの)、そして熱収縮チューブです。

写真:オモリを切ったところ

中通しオモリを切断します。私は切断には大型のカッターナイフを使っています。くるっと切れ目を入れて転がしてやると案外簡単に切断できます。ここでは3つに切っていますが、2つでもいいかもしれません。好きな重さになるように適当に。今回は軽量のミニMキャロもどきを自作するので軽めに作りました。真ん中の部分は今回は使いません。

写真:透明パイプにオモリと発泡素材を通したところ

オモリで発泡素材をサンドイッチするようにして透明パイプに通して接着剤で留めます。オモリの重い方を透明パイプの端に来るようにします。こちら側が下(ハリス側)になります。

発泡素材とオモリの径が違うので段差が生じていますが、熱収縮チューブを被せると多少は緩和されるので私は気にしないようにしています。気になる方は径の合ったオモリや発泡素材を探すなり、削るなりするといいでしょう。

写真:完成したMキャロもどき

オモリと発泡素材のつなぎ目を熱収縮チューブで固めたら完成です。オモリからオモリまでをすべて覆ったほうが見た目美しいと思うのですが、熱収縮チューブをケチるために部分的にのみ被せています。:p) なお、熱収縮チューブをライターなどで炙って縮める場合は気をつけないと透明パイプまで溶かしてしまうので注意が必要です。もし、ぐにょっと曲がってもあわてずにすぐに伸ばせば大抵の場合治ります。

以上で完成です。ちなみに、私はホンモノのMキャロは一度も使ったことがないので、これでいいのかどうかは知りません。:p)

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この記事へのツッコミ

1: 上総の哲ちゃん (2011-11-19T10:28:49+09:00)
nyamaさん 今日は!!
やはり北陸ですね、山は雪のようで。
房総の山はようやく本番になりました
でも、まだトンボが飛んでいるんですよ
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白馬大雪渓~白馬鑓ヶ岳~白馬鑓温泉

2010-09-29

9月25日~26日に、猿倉~白馬大雪渓~白馬山荘~白馬鑓ヶ岳~白馬鑓温泉~猿倉と周回してきました。その時の写真です。

写真:大雪渓下部

白馬大雪渓の末端です。早い時期なら白馬尻からすぐに雪渓に乗れるのですが、この時期だとしばらく歩かないと雪渓にたどり着きません。また、末端付近は雪渓が薄くて乗れないので雪渓脇にある夏道をしばらく行きます。

写真:大雪渓取り付きのあたり

この辺りから雪渓に乗れるようになります。雪渓は白い部分よりも上に土や泥をかぶった汚れた部分のほうが滑らず歩きやすかったです。靴に泥がついて次第に重たくなりましたが。

写真:大雪渓を見下ろしたところ

雪渓上部になるとまたクラック等が増えるため、夏道左岸の秋道を行きます。

写真:稜線付近に建つ村営頂上宿舎

大雪渓を過ぎると夏ならお花畑の広がる草原状を行き、稜線が近づいてくると村営頂上宿舎が見えてきます。

写真:手前は杓子岳、奥は白馬鑓ヶ岳

左手を見ると、翌日超える予定の杓子岳と白馬鑓ヶ岳が見えます。

写真:宿泊予定の白馬山荘

稜線まで出ると宿泊予定の白馬山荘はすぐ目の前に見えます。が、疲れていると近いようでもなかなか着きません。

写真:旭岳に日が沈む

昼過ぎについたので、白馬山荘自慢のスカイラウンジでビールを飲み、部屋で昼寝などしてくつろぎます。ちなみにスカイラウンジの枝豆はびっくりするほど大盛りでオススメです。そうこうしているうちに夕食の時間となり、外を見ればいい感じで暮れてきていました。

写真:劔岳

劒岳も良く見えます。一番奥の山が劔岳です。

写真:朝の劔岳

天気がよく放射冷却でかなり冷え込んだ朝です。劔岳がすっきりとその姿を見せてくれました。

写真:霜のついた高山植物

霜が下りて寒い朝ですが、朝食をとったらすぐに出発です。

写真:村営頂上宿舎、白馬山荘、白馬岳

村営頂上宿舎の上の稜線を通り、南下して杓子岳、白馬鑓ヶ岳を超えて白馬鑓温泉を経由して下山の予定です。振り返ると村営頂上宿舎、白馬山荘、白馬岳が見えます。

写真:杓子岳の巻き道より白馬鑓ヶ岳を望む

今回は杓子岳の頂上は割愛して巻き道を通りました。日陰なので寒く、ジャケットを着たまま行動です。あたりは霜で白くなっていました。

写真:白馬鑓ヶ岳より白馬岳

白馬山荘のポスターをご存じの方も多いかと思いますが、あれと同じような写真を撮るというのも今回の目的の一つです。(てけ

本物とはちょっと違いますが、おまけで大きい画像も置いておきます。ポスターは無理としても壁紙にでもどうぞ。

写真:富士山と八ヶ岳

白馬鑓ヶ岳の頂上からは富士山まで見えました。富士山の横に見えるのは八ヶ岳でしょう。

写真:後立山連峰

南を向けば、後立山連峰の山並みが続きます。ずっと歩いて行きたい気持ちになりますが、写真に見える手前のコルから左に折れ、白馬鑓温泉を目指して下っていきます。

写真:白馬鑓温泉

鑓温泉には無料の足湯があったので、疲れを癒してきました。この後、小日向のコルを越えるなどさらに2時間半ほど歩いて猿倉に戻りました。おしまい。

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この記事へのツッコミ

1: mitsugu (2010-09-29T19:12:07+09:00)
 こんにちは。つまらん突っ込みで申し訳ないです。秋道です。
 ちなみに登山者の方は、雨天時、雨天直後の大雪渓下部の秋道(杓子側についている)では、杓子側からの落石に特に注意してください。いきなりガラゴロと頭上に落ちてきます。
2: 玲亮(学生) (2012-04-17T21:42:27+09:00)
近々学校の野外活動で白馬方面を訪れる予定なのですが、そのしおりで本ページに掲載されている白馬岳の画像を使用してもよろしいでしょうか。

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1: Another 朝顔日記/[日記]写真日記 トリカブト (2010-09-29T17:58:29+09:00)
先日白馬岳へ行ったときに撮ったトリカブトの写真です。トリカブトは色々種類があるようですが、そこらはさっぱりわからないので、私は一律でトリカブトと呼んでいます。:p) なお、このときの山行の模様を 白馬大雪渓〜白馬鑓ヶ岳〜白馬鑓ヶ岳 - 朝顔日記 にアップしました
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